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講義名 生涯発達論
(副題) 看護学科(H31新カリ)
代表ナンバリングコード
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2 時間 30.00
代表曜日 水曜日 代表時限 2時限

所属名称ナンバリングコード

担当教員
職種氏名所属
准教授◎ 小島 隆次医療文化学講座(心理学)

対象学科/学年
学科学年
医学部看護学科 ~ 医学部看護学科1 年 ~ 1 年

学修目標(到達目標) 本授業は、乳幼児期から高齢期までの人の発達過程や変化の諸相に関する発達心理学における基礎知識を習得することを第一義とします。また、受講生が本授業で課される様々な課題を適切にこなすことで、論理的に考え、批判する能力が養われ、習得した知識を日常生活でどのように応用していくのかを考えられるようになることも目指します。

そして、上記目標の達成に伴い、結果的に受講生が以下の目標を達成できるようになることを学習目標とします。

1.発達心理学諸分野の基礎知識を身に着けること
2.発達心理学諸分野の基礎知識を様々な日常の場面で活用する態度を身に着けること
3.様々な事象に対して、批判的・発展的に考える態度を身に着けること
授業概要(教育目的・準備学修・事後学修・履修要件等) 本授業は、人の生涯発達という視点を加味して、発達心理学において扱われる主要なトピック(個々のテーマなどについては授業スケジュールを参照してください)を幅広く教授します。また、授業を受講することで、受講生が論理的に考え、批判する能力を養いつつ、論理的・批判的思考と日常における人の思考・行動特性との関係性について考察する契機を得られるようにしたいと思います。
授業内容 授業内容は以下の授業計画表の各授業における内容を参照してください。基本的には、一般的な生涯発達論や発達心理学分野で扱われることの多いトピックを紹介する内容になります。
授業計画表
生涯発達論
年月日(曜日)時限担当教員項目内容教室
第1回令和 3年04月14日(水)2時限小島 隆次初回ガイダンス本授業の受講方法や基本方針などを説明。看3
看2
第2回令和 3年04月21日(水)2時限小島 隆次発達理論概説心理学における発達概念と代表的な発達理論を概説。看3
看2
第3回令和 3年04月28日(水)2時限小島 隆次遺伝と環境心理学や行動科学分野における遺伝や環境の扱いについて概説。 看3
看2
第4回令和 3年05月12日(水)2時限小島 隆次乳児期の認知能力胎児期を含め、乳児期の認知能力の発達的変化について概説。看3
看2
第5回令和 3年05月19日(水)2時限小島 隆次幼児期・児童期の認知能力幼児期・児童期の認知能力の発達的変化について概説。看3
看2
第6回令和 3年05月26日(水)2時限小島 隆次まとめ1第2~5回までの講義内容のまとめと、適宜受講生へのフィードバックを行う。看3
看2
第7回令和 3年06月02日(水)2時限小島 隆次乳幼児期の社会性乳幼児期の他者との関わり方の発達的変化について概説。看3
看2
第8回令和 3年06月09日(水)2時限小島 隆次児童期の社会性児童期の他者との関わり方の発達的変化について概説。看3
看2
第9回令和 3年06月16日(水)2時限小島 隆次中高年期の認知能力中高年期における認知能力の変化について概説。看3
看2
第10回令和 3年06月23日(水)2時限小島 隆次中高年期の社会性中高年期における他者との関わり方の変化について概説。看3
看2
第11回令和 3年06月30日(水)2時限小島 隆次青年期の諸問題青年期において見られる自我同一性の問題や他者・社会との関わりに関する心理的問題について概説。看3
看2
第12回令和 3年07月07日(水)2時限小島 隆次発達障害発達障害について概説。看3
看2
第13回令和 3年07月14日(水)2時限小島 隆次死生観生死の意味づけの意味について考える。看3
看2
第14回令和 3年07月21日(水)2時限小島 隆次まとめ2第7~13回までの講義内容のまとめと、適宜受講生へのフィードバックを行う。看3
看2
第15回令和 3年07月28日(水)2時限小島 隆次全体の振り返り授業で扱った内容全般を振り返りつつ、適宜受講生へのフィードバックを行う。看3
看2
授業形式・授業形態 2021年度授業については、本授業はオンデマンドでの遠隔形式を基本とします。
授業資料や授業課題については、授業webサイトや授業課題システムから、電子的に配布・実施します。
受講生には、授業開始前に授業関連情報をメールあるいはWeb Classで通知しますので、情報を確認して下さい。

毎回の授業において、受講生は、提供された授業資料の内容を理解した上で、所定の授業課題に取り組むというのが、基本的な流れになります。

【準備学修等について】
文科省の大学設置基準に基づき、他の授業と同様に本授業においても、1コマ(90分)の授業に対して180分程度の課外学習(予復習)が想定されていますが、本授業では指定の授業課題に取り組むことによって、基本的にこの基準はクリアされるようにしています。
成績評価方法(成績評価基準を含む) 評価は、単位認定と単位評価の二段階で行います。

 まず、単位認定に際しては、各授業で必要に応じて課される授業課題に対する得点(合計100点満点)で判断をします。60点以上で単位認定とします。
 
 次に、認定された単位に対して相対評価を行い、これを最終評価とします。

 授業課題の内容・回数・配点など、評価方法の詳細等については、初回授業(ガイダンス)及び授業用webサイトで配布する授業ガイドでより詳細に説明しますので、受講予定の方は、初回授業に参加するか、授業ガイドを必ず手に入れてください。
テキスト(教科書等) 特に指定しない。修学に必要な資料は全てwebで配布します。
参考文献等 配布資料やwebにて適宜示します。
授業用URL http://kojima-lab.net/lecture_etc/index.html