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講義名 地域論
(副題) 看護学科(H31新カリ)
代表ナンバリングコード
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2 時間 30.00
代表曜日 木曜日 代表時限 4時限

所属名称ナンバリングコード

担当教員
職種氏名所属
教授◎ 兼重 努医療文化学講座(文化人類学)

対象学科/学年
学科学年
医学部看護学科 ~ 医学部看護学科2 年 ~ 2 年

学修目標(到達目標) (1)本学と特に関わりの深い滋賀県、および滋賀県民に関する知識を獲得する。
(2)各自がオリジナルなmy地域論を立ち上げる。
(3)地域の特色を自力で調べる為に必要なスキルを学びとる。
(4)自力で問いを立て答えを出してゆくスキル、プレゼンテーションのスキル、批判的思考のスキル、コメント力を培う。
授業概要(教育目的・準備学修・事後学修・履修要件等)  自分で問いを立てて、文献資料を調べたり(もし余力があればフィールドワークを行ったり)する事等を通して、滋賀県の地域的特色および地元の方々の暮らしや文化について理解を深める。

本授業は能動学習型の方法で行うため、受講生は毎回の準備学修を必須とする。

【準備学修等に必要な時間目安】
※受講生は、授業受講の外に、1コマの授業当たり180分の時間を使って授業の予習・復習やレポート課題等に取り組む事が望まれる。

授業内容  ①現在の滋賀県の地域的特色や②滋賀県民の暮らし・文化等を対象に、受講者自身がテーマを設定し調査を進め、各自がオリジナルなmy地域論を構築していく。

授業計画表
地域論
年月日(曜日)時限担当教員項目内容教室
第1回令和 3年10月07日(木)4時限兼重 努ガイダンスガイダンス
地域論の実例紹介
第2回令和 3年10月14日(木)4時限兼重 努受講生による進捗状況報告1問いの設定
第3回令和 3年10月21日(木)4時限兼重 努受講生による進捗状況報告2
問いの設定
参考文献調査
第4回令和 3年11月04日(木)4時限兼重 努受講生による進捗状況報告3調査内容の報告と討論
第5回令和 3年11月11日(木)4時限兼重 努受講生による進捗状況報告4調査内容の報告と討論
第6回令和 3年11月18日(木)4時限兼重 努受講生による進捗状況報告5調査内容の報告と討論
第7回令和 3年11月25日(木)4時限兼重 努受講生による進捗状況報告6調査内容の報告と討論
第8回令和 3年12月02日(木)4時限兼重 努受講生による進捗状況報告7調査内容の報告と討論
第9回令和 3年12月09日(木)4時限兼重 努受講生による進捗状況報告8調査内容の報告と討論
第10回令和 3年12月23日(木)4時限兼重 努受講生による進捗状況報告9章立て案の報告と討論
第11回令和 4年01月06日(木)4時限兼重 努受講生による進捗状況報告10パワポスライド案の報告と討論
第12回令和 4年01月13日(木)4時限兼重 努成果発表会の予行練習1発表会の予行練習(第1回)
第13回令和 4年01月20日(木)4時限兼重 努成果発表会の予行練習2発表会の予行練習(第2回)
第14回令和 4年01月27日(木)4時限兼重 努成果発表会1
成果発表会(第1回)
第15回令和 4年02月03日(木)4時限兼重 努成果発表会2成果発表会(第2回)
第16回      
授業形式・授業形態  原則、対面で実施し、講義室で実施する授業をZoomを用いてライブで同時配信も行う。
本授業では教員の講義を受身の姿勢で聴くというスタイルはとらず、皆さんの発表と質疑応答を主体とする能動学習の形式をとる。自分でテーマを見つけ、具体的な問いを立てる。自ら図書館へ通ったり(余力があればフィールドワークをしたり)して資料を集め、問いの答えを探る。毎回レジュメを作成した上で進捗状況を発表し、受講生同士で質疑応答を繰り返す。
 受講生には毎回、進捗状況の報告と他の受講生の報告に対するコメントが義務づけられている。そのため、無遅刻・無欠席を前提とする。やむを得ない理由で遅刻・欠席する場合は事前に兼重まで連絡すること。
 教員は、問いのたて方、資料の探し方、フィールドワークのやり方、分析方法、まとめ方、レジュメの書き方などについて助言する。
 年明けに、成果発表会のプレゼンテーションの予行練習を行う。成果発表会では、学習の成果を本学教職員、学生、大学院生の前でパワーポイントを使って披露する。成果発表会で寄せられたコメントや質問等を踏まえて、発表内容をバージョンアップさせ期末レポートにまとめる。
成績評価方法(成績評価基準を含む) ・成果発表会のプレゼン・・・50%
・期末課題レポート・・・・・・・50%
以上の合計が60%以上を合格とする。 
 
 出席(受講)状況・宿題提出状況・受講態度などに問題あれば、程度に応じて減点する。
なお、課題レポートに剽窃(盗用)その他不正行為があった場合は単位を認定しない。詳細は授業で説明する。
テキスト(教科書等)  教科書は使用しない。プリントを配布する。
 
参考文献等  以下の書籍は文献探索、アンケート調査、フィールドワークやプレゼンの際に非常に役に立つので、一読しておくことが望ましい。
*池上 彰 2010『〈わかりやすさ〉の勉強法』講談社現代新書2054
*酒井 隆 2012『アンケート調査の進め方』<第2版>日経文庫1271
*宮内泰介 2004『自分で調べる技術 市民のための調査入門』岩波アクティブ新書117
*吉本哲郎 2008『地元学をはじめよう』岩波ジュニア新書609
*小笠原喜康 2003『インターネット完全活用編 大学生のためのレポート・論文術』講談社現代新書1677
*井上真琴 2004『図書館に訊け!』ちくま新書486
*千野信浩 2005『図書館を使い倒す!ネットではできない資料探しの「技」と「コツ」』新潮新書140
*岩波書店編集部編 2004『フィールドワークは楽しい』岩波ジュニア新書474
*今和次郎 1987『考現学入門』ちくま文庫
*平林 純 2009『論理的にプレゼンする技術 聴き手の記憶に残る話し方の極意』サイエンス・アイ新書103 ソフトバンククリエイティブ
その他の参考文献は随時紹介する。