シラバス参照

印刷
講義名 ドイツ語Ⅰb
(副題) 医学科
代表ナンバリングコード
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 1 時間 30.00
代表曜日 木曜日 代表時限 3時限

所属名称ナンバリングコード

担当教員
職種氏名所属
准教授◎ 森田 一平医療文化学講座(独語)

対象学科/学年
学科学年
医学部医学科 ~ 医学部医学科1 年 ~ 1 年

学修目標(到達目標) 読み、聞き、書き、話すの四技能をバランスよく習得し、身近で簡単な事柄のテキストや相手の言うことを理解し、自分の意見を平易で日常的なドイツ語で表現できるようにする。場面や相手、目的にふさわしい発話やテキストを書くことができる能力を習得する。
ヨーロッパ言語共通参照枠 Common European Framework of Reference for Languages(CEFR)のA1レベルを前期の到達目標とする。
授業概要(教育目的・準備学修・事後学修・履修要件等)  受身の文法知識の暗記に偏ることなく、能動的で柔軟なドイツ語運用能力を養成する。使用するdie Suche という教科書は、文字言語情報、音声言語情報だけでなく、様々な情報から自分が直面している問題を見つけ、それを解決する手だてをさぐる教科書である。感性をとぎすまし注意深く作業をしていけば、それまで気がつかなかったいろいろな事が見え、聞こえてくるであろう。求める「答え」がひとつとは限らない。他の人の見方考え方からも教えられ、得るものが多いはずである。常に興味と好奇心をもって未知の世界を体験しよう。言葉の表面にこだわるのではなく、言語の背景にある文化に接し理解するようこころがけよう。異文化理解のためのストラテジーの習得や問題を発見し解決する訓練をこの時間を通じて進めていく。
授業計画表
ドイツ語Ⅰb
年月日(曜日)時限担当教員項目内容教室
第1回令和 3年04月08日(木)3時限森田 一平Kapitel 0講義の紹介
文字と発音
復習 数詞
聴き取り練習
場所の表現
第2回令和 3年04月15日(木)3時限森田 一平 場所の表現
方位
ドイツの地理
第3回令和 3年04月22日(木)3時限森田 一平kapitel 1復習 平叙文と疑問文
会話テキストの発音練習
体調、気分の表現
第4回令和 3年05月06日(木)3時限森田 一平 形容詞
形容詞の対義語
意味の共通性で単語をグループ化する
グループ化
作業を通じて語彙を増やす
語彙を品詞(動詞、名詞、代名詞、形容詞)に分類する
第5回令和 3年05月13日(木)3時限森田 一平Kapitel 2写真を見て場面人物、行為を描写する
発話の展開を観察し簡単な表現でまとめる
会話の雰囲気、印象を述べる
イントネーションに着目して会話の内容を推測する
第6回令和 3年05月20日(木)3時限森田 一平 会話の展開、内容を分析
場面、状況に対する印象、評価を述べる
その根拠、理由を説明する
聴き取りと発音の練習
第7回令和 3年05月27日(木)3時限森田 一平 冠詞の使い分け(不定冠詞と定冠詞)
名詞の文法性
人称代名詞
第8回令和 3年06月03日(木)3時限森田 一平 タイプごとに見る動詞の人称変化
不定詞句の作り方と使い方
第9回令和 3年06月10日(木)3時限森田 一平 感想、印象を述べる
テキスト(ハガキ)を読む
疑問文を作ってハガキの内容を尋ねる、その質問に答える
第10回令和 3年06月17日(木)3時限森田 一平Kapitel 3会話テキストの発音練習
接続詞
接続詞を用いて短い文をつなげる
発話を聴いて人間関係を推測する
登場人物の性格、思考、行動を描写する
第11回令和 3年06月24日(木)3時限森田 一平 聴き取りと発音の練習
数詞
時刻の表現
意味の関連を使って語彙をひろげる
話の流れに合わせて文を選んで並べる
第12回令和 3年07月01日(木)3時限森田 一平 代名詞(単数と複数)
動詞の現在形
人称代名詞と動詞の変化

第13回令和 3年07月08日(木)3時限森田 一平 文中の主語を特定、確認する
確認練習 語順、文中の主語の位置
文のタイプ(平叙文、決定疑問文、W-疑問文、命令文)と語順
第14回令和 3年07月15日(木)3時限森田 一平 語彙学習
作文練習
聴き取り練習
第15回令和 3年07月29日(木)3時限森田 一平 まとめと復習
第16回令和 3年08月02日(月)2時限森田 一平試験(11:00~12:30) 
第17回令和 3年09月13日(月)2時限森田 一平再試験(11:00~12:30) 
授業形式・授業形態 1)実習。授業では説明や指示にもドイツ語を用いる。日本語による説明やテキストの和訳は行なわない。グループ作業、パートナー練習が中心。授業中の発言、質問等を重視し平常点として評価する。文法項目は段階的に習得し、規則や変化表を提示したり暗記したりはしない。履修者は授業毎にその回の学習内容の確認と整理を行うこと(授業1回あたり最低1時間の自習(主に復習)が必要)。
2)カセットやCD 等音声教材を用いた聴解練習をほぼ毎回行う。
写真やビデオ等視覚教材も必要に応じて適宜利用する。
成績評価方法(成績評価基準を含む) ドイツ語Ibでは聴解、作文力と発話能力を評価する。

定期試験の得点60%、授業中の質問、発表、コメントなどの平常点、小テストの得点などを合わせて40%として評価を出す。しかし定期試験の得点で60%未満は不可とする。また6日以上の欠席(遅刻もその時間に応じて欠席に換算)で定期試験、同一年度の再試験、追試験の受検資格はないものとする。

zoomによる受講は時間割上での本講義の時間帯に限り出席として評価。

OESDやG.I.などでCEFRのレベルA1以上の資格を有する者は学期始めまたは学期中に資格を得た時点で申し出ること。
テキスト(教科書等) 教科書:Die Suche Das andere Lehrwerk fur Deutsch als Fremdsprache Textbuch 1
発行:Langenscheidt
著者:B.Helmling、V.Eismann 、H.M.Enzensberger 他
辞書、参考書等は授業中に紹介