シラバス参照

印刷
講義名 日本語表現法・アカデミックライティング
(副題) 医学科Aクラス
代表ナンバリングコード
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2 時間 30.00
代表曜日 水曜日 代表時限 4時限

所属名称ナンバリングコード

担当教員
職種氏名所属
准教授◎ 森田 一平医療文化学講座(独語)
教授古荘 義雄生命科学講座(化学)
教授兼重 努医療文化学講座(文化人類学)

対象学科/学年
学科学年
医学部医学科 ~ 医学部医学科1 年 ~ 1 年

学修目標(到達目標) 日本語表現法
言葉の基本的な仕組や言語による情報伝達の仕組を理解し、職業生活、社会生活において円滑で効果的なコミュニケーションを行う能力を習得する。

アカデミック・ライティング
1)アカデミック・ライティングのスキルが求められる理由を、「科学者の倫理」や「科学者と社会の関わり方」などを通して学ぶ
2)レポート執筆に必要不可欠な学術的なルールの基礎知識を習得する
3)学術的なルールに基づき、学習や研究の成果を正しく表現できる実践力を身につける
授業概要(教育目的・準備学修・事後学修・履修要件等) 日本語表現法
1.コミュニケーションのしくみ、言葉の働き
わたしたちはことばを使って何をしているのか
2.パラ言語的要素とその働き
3.非言語的要素とその働き
4.わかりやすい話し方 聞き手をひきつける話し方
5.話相手への心遣い
6.テキストを書く わかりやすく読みやすいテキストとは

アカデミック・ライティング
1)科学者の関わった事件などを題材にして、科学者のあり方について学習し、アカデミック・ライティングの技術が必要であることを理解する
2)課題に取り組むことで、引用のルールやマナー、著作権についての理解を深める
3)課題演習を通して、レポート執筆の作法を実践する
授業内容 第1回から第3回はアカデミックライティング、第4回から第15回は日本語表現法の授業を行う。
授業計画表
日本語表現法・アカデミックライティング(Aクラス)
年月日(曜日)時限担当教員項目内容教室
第1回令和 3年10月06日(水)4時限古荘 義雄アカデミック・ライティング 1)科学者にとって必要なもの
第2回令和 3年10月13日(水)4時限附属図書館職員アカデミック・ライティング 2)引用のルール・著作権
第3回令和 3年10月20日(水)4時限兼重 努アカデミック・ライティング 3)レポート執筆の作法
第4回令和 3年10月27日(水)4時限森田 一平コミュニケーションのしくみ 
第5回令和 3年11月10日(水)4時限森田 一平話し方 聞き手をひきつける話し方 
第6回令和 3年11月17日(水)4時限森田 一平言葉の働き、コミュニケーションに関わる諸要因
コミュニケーションモデル・コミュニケーション理論の紹介
 
第7回令和 3年11月24日(水)4時限森田 一平コミュニケーションモデル・コミュニケーション理論の紹介 
第8回令和 3年12月01日(水)4時限森田 一平非言語的要素とその働き 
第9回令和 3年12月08日(水)4時限森田 一平非言語的要素とその働き 
第10回令和 3年12月22日(水)4時限森田 一平パラ言語的要素とその働き 
第11回令和 4年01月05日(水)4時限森田 一平パラ言語的要素とその働き 
第12回令和 4年01月12日(水)4時限森田 一平様々な表現とその必要性
ポライトネスの手法
 
第13回令和 4年01月19日(水)4時限森田 一平様々な表現とその必要性
ポライトネスの手法
 
第14回令和 4年01月26日(水)4時限森田 一平テキストを書く
良いテキストとは何か
 
第15回令和 4年02月02日(水)4時限森田 一平テキストを書く
良いテキストとは何か
 
第16回      
授業形式・授業形態 日本語表現法
理論編で学んだことを実技や資料の分析作業を通じて確認する。
小グループに分かれて実技演習、実践的作業を行う。
グループ作業の時間は作業に集中し、時間内に結果を出すよう努力すること。

アカデミック・ライティング
1)スライドを使った講義
2)スライドを使った講義、課題演習
3)スライドを使った講義、課題演習

成績評価方法(成績評価基準を含む) 日本語表現法(70点満点)とアカデミック・ライティング(30点満点)とする。
単位取得には、双方の得点がともに60%以上でなければならない。

日本語表現法
作業にもとづく平常点、レポート、定期試験。授業に1/3以上欠席した場合は定期試験、同一年度の再試験、追試験を受けられない。
zoomによる受講は講義の時間割での時間帯に限り出席として評価。

アカデミック・ライティング
各回の評価方法は以下の通り(各回10点満点)。
1)小テストにより評価する
2)課題演習と確認テストにより評価する
3)小テストにより評価する
3回の合計得点が17点以下の者は不合格とし、単位を認定しない。1回でも欠席すると、単位取得が危うくなるので、くれぐれも注意されたし。
テキスト(教科書等) 日本語表現法
授業中に適宜資料を配布。欠席した場合は必ず次回の授業までに各自コピーをすること。

アカデミック・ライティング
教科書は用いない
参考文献等 日本語表現法
授業で紹介する。

アカデミック・ライティング
参考文献:
石黒圭 2012『論文・レポートの基本 : この1冊できちんと書ける!』日本実業出版社
木下是雄 2002『理科系の作文技術 改版』(中公新書)中央公論新社
戸田山和久 2012『論文の教室 : レポートから卒論まで 新版』(NHKブックス)NHK出版
日本学術振興会編 2015『科学の健全な発展のために』丸善出版
山口裕之 2013『コピペと言われないレポートの書き方教室 3つのステップ』新曜社
授業用URL https://amethyst.shiga-med.ac.jp/webopac/ufirdi.do?ufi_target=ctlsrh&lenid=201103409%2b201201523%2b201403219%2b201500337%2b201403193